RAW 現像

デジタル時代の現像はやっぱりデジタルだ

フィルムカメラの時代は、撮影したフィルムに化学的な処理を施して初めて撮影された画像にお目にかかれた。デジタルカメラの時代は、撮ったその場で撮影された画像の確認が可能になった。たが、以前のように撮影の後行程を楽しむ人々がいる‥「RAW 現像」と呼ばれる作業だ。同じ現像と言っても、必要なのは化学薬品ではなく PC だが‥。

現像をせずに得られる DP1x の JPEG は、「赤みが強すぎるんじゃないか」と書いてきた。昨日の写真なんかは顕著である‥。なので、RAW 現像して自分の見た目の印象に近づけたのが今日の写真。色味の調整以外は、X3 Fill Light で暗部を少し持ち上げた程度で、いじり回したわけではないが、これだけ違う‥。SIGMA は赤色にコンプレックスを持っているのかなぁと思ってしまうような差だ。

「金曜の食卓」 2012/04/06 SIGMA DP1x 28mm ISO200 F4.0 1/25 EV0 （SPP で現像）

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