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デビル・プランツ [GX200]

アメリカでは悪魔の植物(デビル・プランツ)と呼ばれているのだとか。

夏の暑さも一段落してキモチよくなってくると、とても甘い香りが漂い出すのだ。その香りの正体は写真の花。秋の七草のひとつで、裏見草(うらみぐさ)なんて呼ばれたりもするらしい「葛」だ。葛餅なんかの材料にもなるし、風邪のひきはじめなんかに世話になっている人もいるはずの葛根湯も、字のとおりで原料は葛だ。葛の根から作る葛粉は良質のでんぷんなので、食料難にでもなれば一躍脚光を浴びるかもしれない。

だが、今は残念ながら迷惑がられる植物のひとつ。何でかというと、あまりにも繁殖力旺盛なので、刈り取りなんかが大変だから。だもので、デビル・プランツなんていう名前を付けられちゃったりする。こんなにいい香りがするのにね‥。だけど、いくら甘くていい香りがするからと言って、触れるときにはちょっと注意すべし。美味しいからか、マルカメムシがた~くさんいるからだ。アイツに触れると葛の甘いはずの香りが嫌な臭いになってしまう。


s0R0020968.jpg

「葛の花」 2011/09/13 RICOH GX200 24mm ISO64 F5.7 1/164


タグ:GX200
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